- 園ブログ
職員(新卒同期会)研修を終えて

私は働き始めて3年目になり、新卒研修一期生として、今回初めて同期会へ参加しました。入職初年度は、一年間を通し、月1回のzoom研修で共に学んできた同期達ですが“初めて会う”ということに少し緊張しながら仙台空港に降り立ちました。
移動するバスの中では、自己紹介をはじめ、「今まで行った場所で、いちばん好きなところは?」など、研修本部が用意してくれたレクリエーションで、提示された質問に答えていくだけだったのですが、隣に座る人とも自然と打ち解けて話し合うこともでき、私の緊張も徐々にほぐれていきました。
今回の研修で私が一番印象に残ったのはグループワーク(ミニ発表会)です。『横のつながりを大切に』という狙い、『表現(共同作業で、0を1にする経験)』というテーマのもと、発表内容を自分達で話し合って考えました。
「まずはどんなものを発表するのか・・・」本当にゼロからのスタートです。しかし、移動バス内でお互いの距離感が縮まっていたこともあり、すぐに各々の視点で意見を出し合っていました。そして、幸いにも話をまとめることができる同期がいたこともあり、お互いの意見を尊重した内容が定まりました。『等身大よりも大きな人型の中に、自分のありったけの好きなものを詰め込む、そして最後はみんなで手を取り繋がり、ひとつの作品にする』を基本柱とし、すぐさま制作に取り掛かりました。
進めていく過程でも新しい意見が出てきました。「隣の人と好きな物の共通点があるんじゃないか。」という問いに「私も同じ◯◯が好きだよ。」「じゃあこの順番にして発表にしよう。」と、いつの間にか自然に自分の想いを伝えられ、認めあえる仲間になっていました。皆で作品を作っていく中で、次々とこだわりも出てきてしまい、発表するまでは時間との闘いでした。
そして作品が完成したのはなんと発表の数分前。
出来立てほやほやの作品です。いざ発表の時となると、やはり私は緊張していました。上手くまとめることが難しい内容でしたが、自分なりの発表することができたのは、同じ時を過ごした仲間がいたからだと思います。今回の発表で、初めは具体的な発表内容が決まっておらず何もないところから、皆で協力して作品を作り上げる…0を1にする経験をしたのですが、1に向かうみんなのパワーが必要であることを実感しました。
また、今回の研修では、コミュニケーションをうまく取ることで生まれた意見があることや、自分だけでは気付かなかった視点や考え方が導き出されたと思います。それは、第一回目研修 新卒オリエンテーション『気持ちいいコミュニケーション』で学んだことと一致します。
『おもしろいこと何でもくじら級』の法人理念を心に持ち、子どもがより楽しい保育園生活を送れるよう、これからも子どもたち、保護者の皆様、くじらの仲間と大切に関わっていきたいと思います。
※完成した作品はこちらのブログをご覧ください。
→2021年入社&2022年入社の同期会研修 Part.2|公私連携型保育所 廿日市保育園|広島県廿日市市の保育園 (kujirakodomo.com)